2019年10月27日（日曜日）

いつの頃からか、押し入れの奥にしまってある見慣れないもの・・。

大きさは直径で12㎝位。そっと手に取ってみると何かの計測器の様だが？

大女将に聞いてみたところ、なかむらや旅館のご先祖様がドイツ留学の際に購入した台風計測器（気圧計測器）でした。年代は昭和初期頃らしく、正確には分かりませんが、今から７０年～８０年くらい前の物か？最近は甚大な被害を及ぼす台風が数多く上陸しているので、綺麗に拭いて帳場（フロント）に出してみました。現在の気象予報は当時に比べ格段に進歩していると思うので役に立たないかもしれませんが、なんか格好良く、また味があるので当分使って様子をみようと思います。ただし、残念ながら使い方がよく分からず、「宝の持ち腐れ」状態になると思いますが・・。台風被害の復興半ばで大雨被害が追い打ちをかけ、被災された方々は本当に大変だと思います。当館も被災された方々へ温泉を無料開放していますので是非ご利用頂ければと思います。

なかむらや旅館　七代目当主　阿部寛