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なかむらや

建物探訪②旧亀岡家住宅

2019年10月07日(月曜日)

福島県飯坂温泉のなかむらや旅館から1時間以内で観光できる近代和風建築をご紹介するシリーズ第二回目は、福島県伊達市の旧亀岡家住宅です。入場料は210円、火曜定休。

https://www.city.fukushima-date.lg.jp/soshiki/87/16648.html

飯坂温泉 なかむらや旅館から車で約20分、保原大泉公園内にあるこの建物は、明治37年建築、現在は国指定重要文化財に指定されています。貴重な銘木を贅沢に使用し、館内の至る所に様々な細工がなされている大変貴重な福島県を代表する近代和風建築です。

(旧亀岡家 廻り階段)

(なかむらや旅館 廻り階段)

上記写真を見比べてください。なかむらや旅館をご利用になったお客様はお気づきかと思いますが、なかむらや館内にそっくりです。と言うか殆ど同じです。実は、それもそのはず、二つの建物は同じ棟梁、小笠原國太郎さんが手掛けたものなんです。写真以外にも座敷の床の間など、同じ建材、工法で作られたと思われるものが沢山あります。小笠原氏は、なかむらや旅館 明治館を明治29年に手掛け、亀岡家住宅はその後、明治37年頃に手掛けたようです。興味のある方は是非とも両方の建物を比べてみてください。色々と共通点が見つかり非常に興味深いです。また敷地内には散策できる公園やスポーツ施設もあり、お子様連れの方にも大変お勧めの観光スポットです。当館ご利用の際には是非足を運んでみてください。

なかむらや旅館 七代目当主 阿部寛