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なかむらや

建物探訪④齋理屋敷(さいりやしき)

2021年09月16日(木曜日)

福島県飯坂温泉 なかむらや旅館から車で1時間以内で観光できる「近代和風建築」をご紹介するシリーズ第三回目は、宮城県丸森町の齋理屋敷です。入場料610円。

http://marumori.jp/spot/sairiyashiki/

一般道を使用して、なかむらや旅館から約45分。江戸時代後期から昭和初期にかけて、七代にわたり栄えた豪商で、現在【国登録有形文化財】に指定。その屋敷および収蔵品すべて町が寄贈を受け、「蔵の郷土館」として開放しています。管理は(一財)丸森町観光物産振興公社です。個人的にお勧めは嫁の蔵(よめごのくら)、見事な梁や使用している材料が素晴らしく、箪笥や戸棚も欅の玉杢材を使っており、贅を尽くした蔵となっています。もう一つ、時の蔵(写真)は、貼り付けた写真では分かりませんが、材料は槐(えんじゅ)です。いろいろな建物を見学しますが、槐を使用している建造物は少ない気がします。また、この蔵の鍵は福島の職人が作成したらしいです。写真に小さく映っている時計は、時間だけではなく、曜日と日にちも表示します。(アップの写真忘れました)見学の際には是非ご覧ください。

なかむらや旅館 七代目当主 阿部寛