2020年07月08日(水曜日)
建物探訪第3回目は、なかむらや旅館から一般道を使用して約1時間、宮城県角田市の旧氏丈邸(角田市郷土資料館)です。訪れたのは昨年の春のことです。
http://www.city.kakuda.lg.jp/syogai/page00001.shtml
入場料300円。明治元年から大正に建築された近代和風建築で、現在は角田市指定文化財になっています。見所は、店蔵天井の欅材の大梁!これだけの梁はそうはお目にかかれません。また座敷上段の間の床柱には、貴重な杉材の四方柾目を使用、別座敷には床柱に玉杢のタモ材を使用していたり、質素ながらとても貴重な木材を使用している建造物です。個人的にお勧めは浴室と脱衣場、洗面所などの水回り、特に大理石やステンドグラスを使用した浴室は大正モダン溢れとても贅沢です。なんと写真を撮り忘れてしまって上記に貼った1枚しかありません。
なかむらや旅館ご利用の際には観光コースの一つとして見学してみてください。
なかむらや旅館 七代目当主 阿部寛